influencer

エモいはもう古い!若者の間で「チル」が流行。どういう意味?

今、若者の間で「チル」という言葉が流行っているそうです。

「チルしてた」「チルい」などと使うらしいのですが、「チル」というのはヒップホップ用語で「落ち着いた」という意味の「Chill out(チルアウト)」が語源で「まったりする」「くつろぐ」などの意味で使われているそうです。

知らなければ語感からは意味が全く分からないです…。

今回はそんなチルアウトという言葉を詳しく解説、また具体的な使い方を紹介していきます。

チルアウト(Chill out)とは?

引用:1note “チルアウト”を言語化する shokoryuzaki 2018/06/27 21:27

チルアウト(略してチル)とは、英語の “Chill Out”(冷静になる、落ち着く)を由来とした言葉である。元はクラブシーンでよく使われる音楽用語であり、それゆえいわゆるカルチャー系(ダンサーとかDJとか)が日常的に使う語彙である。近年は若者中心に市民権を得つつあります。

音楽用語としての「チルアウト」の解説はwikipediaに掲載されており、この語彙の用法のルーツとなるイメージを探る上で参考になります。

チルアウトは、電子音楽の作曲者により生み出された、比較的陽気でスローテンポなさまざまな形式の音楽を表す包括的な言葉である。発祥は1990年代前中期で、くつろぐことを促す俗語から来ている。
チルアウトはジャンル名であると同時に、ダンスフロアにいる客たちにダンスで火照った体を休め、落ち着かせる機会を与えるためダンスフロアの端にしつらえた落ち着いた(Chill)部屋で流される音楽からも来ている。この部屋には寝椅子、気持ちのよい枕があり、また陶酔に誘うサイケな照明、そして音楽による演出がなされており、その音楽は(特に数歩先にあるダンスフロアの音楽と比べると)明らかにダウンテンポなものである。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88

とあるように、「チルアウト」というワードの用法のイメージの原点は「クラブで盛り上がった後にダウンテンポな音楽聴いてくつろいでいる」という状況にあることを念頭において置いて下さい。

ネット上に散見される「チルアウト」の解説を読むと、

チルアウト=落ち着いた、リラックスした、という意味。
ex) 朝方のクラブにチルな曲がかかっている

と表現されていることが非常に多いです。もちろん、「チルアウト」の原義から考えれば、誤っているとは言い難いですが、「チル」という概念の説明としていささか不十分さがあるようにも感じます。

何故ならば、「チルアウト」と「リラックス」は(「リラックス=くつろぎ」に見られるような)完全な等価関係にあるわけではなく、「リラックス」の要素を含みながらもまた別のニュアンスを孕んでいるからです。

その証拠に、
(例) 自分の部屋でリラックスしている
(例) 自分の部屋でくつろいでいる
における「リラックス」と「くつろぎ」は差し替えてもニュアンス上の差異はほとんどないが、
(例) 自分の部屋でチルっている
となると大幅にニュアンスが変わってしまいます。

 

「チルアウト」を使う場面とは?

チルアウト=高揚感×安心感×開放感×陶酔感

①高揚感
心の中ではテンションが上がっている状態。あるいは上がった後の状態。

キーワード:
・非日常感(旅、フェス、クラブ、プール、映画・・・など)
・期待感(非日常に至る過程)
・余韻(非日常の後の状態)

 

②安心感
危険や緊張状態から距離を置いているという安心感。

キーワード:
・仲間(「家族」や「恋人」という枠組みではなく、仲間としての連帯感)
・ホーム(ベッド、ブランケット、カフェ等のサードプレイス・・・など)
・飲食(アルコール、フード、デザート・・・など)

 

③開放感
身体的・精神的に開放感のある状態。

キーワード:
・自然(窓辺、屋外、海辺、川辺、森林 など)
・ストレスフリー感

 

④陶酔感
自分の世界への没入感、恍惚な気分。

キーワード:
・音楽(ダウンテンポな音楽、思い出の音楽・・・など)
・自意識(人間関係、思い出、ナルシズム・・・など)
・酒タバコ(瓶ビール、タバコ、シーシャ・・・など)

チルの活用

 

■チル-る [動詞]
(例) 仲間と屋上でハイネケンを飲みながらチルってる。
(例) この夏は海でチルりたい。

※実際には「チルる」という表現をされることはほとんどない。
■チル-な [形容詞]
(例) 空間にチルな音楽がかかっている。
(例) チルな雰囲気の店。

そもそもなぜ流行っているの?

チルが流行る理由は「SNSアクティビティー疲れ」?

若者の間でのチルの使われ方を調べてみると、自然に触れて過ごす時間を「チルしている」と表現しているケースがよく見られます。例えば、都会のオフィス街の中にあるちょっとした庭で撮影した写真にタグライン「#チル」をつけて投稿したり、海に行って友達とのんびり過ごすことを「海チル」と呼んだりしています。また、「ひとりで立ち飲み、チルい」というツイートのような、ひとりの時間をチルで過ごす様子もSNS上での投稿から確認できます。

これは、若者たちがゆったりとした癒やしの時間を求めていることを意味しているのではないでしょうか。SNSが普及した昨今、若者の間ではSNSでシェアできるリアルイベントが活発になりました。そうした需要が増えるにつれ、フェスやファンランといった活動的なリアルイベントが盛んに開催されています。こうした“SNSアクティビティー”に疲れを感じ、より「静的」な活動を楽しむことを求めるようになった結果がチル拡大の一因ではないでしょうか。

大勢で活発に楽しむイベントに積極的に参加する一方、「ひとりの時間」や「自然に触れる時間」をより強く求めるようになったというわけです。SNSネイティブな彼ら若者にとって、SNSはインフラです。ただ、SNS上での付き合い方は環境に合わせて変化しており、SNSを楽しみつつ、疲れを抑制したいという心理から“チル”が波及していっていると言えるでしょう。

【無料】LINE@でSNS運用ノウハウを公開中

SNS運用の体系的な知識や、トレンド、流行りのインフルエンサーに関する情報を0円でご提供します。
企業のSNS運用に役立つ情報をGETしたい方はLINE@にご登録ください。

友だち追加