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『SNS空き巣』に注意!

近年、SNSへの投稿を発端とした空き巣事件が増えている。では、なぜSNSへの投稿で被害にあうのか。

たとえばGWには、高須クリニックの高須克弥院長が、3千万円相当の金の延べ板を盗まれるなどの空き巣被害にあった。それは、GW中の5月4日深夜のこと。「警察の話しでは5月4日深夜の2時に三人組の男がバールで玄関の鍵を壊して侵入したらしい。ヘソクリ全部取られた」(※高須氏のツイートより)という。

他には、昨年秋に逮捕された愛知県の窃盗グループは、空き巣に入る標的をInstagramで抽出していた。高級ブランド品などの写真投稿をしているアカウントを探し、写真の背景や、投稿についている友人たちとのコメントのやりとりから自宅を特定、犯行に及んでいた。投稿で危険を呼び寄せることがあるといわれても、SNSとは何気ない日常のやりとりが楽しみでもある。

では、原因は何だったのか。非公開設定になっていない、いわゆる鍵をかけない状態のSNSといえば、ネットに繋がってさえすれば検索対象ともなり誰からでも見られる状態となっている。そもそも鍵がかかっていたとしても、フォロワーに向けて公開している時点で、その投稿はメディアに掲載されているようなものだ。

◆自宅場所・留守の期間がSNSで特定可能に

SNSで「どこどこなう」や「〇〇してるなう」などを投稿することによって、今自宅は留守にしているということが明らかになり、空き巣に入られやすい状況だと考えられる。

◆自宅場所の特定はとても簡単

自宅を特定する手段はたくさんある。外観写真、周辺写真、位置情報など、様々な投稿で特定可能だ。たとえば投稿そのものに位置情報がついているなど、初めから自宅がある地区が明らかだった場合はとても容易になる。位置情報こそなくとも、「最寄り駅」「市町村」「行きつけの近所の店」などをSNSに公開したことがある人は多いだろう。

同時に建物の外観がわかる写真、周辺の建物などが写った写真を公開していた場合は、さらに簡単だ。Googleストリートビューでその地域を丁寧に見ていくことで、特定できてしまうのだ。近所だと思われる道路をストリートビュー表示にして、道沿いにある各家の玄関扉を確認するだけで家の場所が特定できる。

特徴的な建物が写り込んでいる場合はもちろん、道路の標識やガードレールなどでも特定できる場合がある。「眼の前が駐車場」「公園が近くにある」などの情報で、簡単に絞り込めてしまうというわけだ。

◆自宅内の料理写真でも自宅特定

自宅の外観や場所については警戒していても、Instagramなどで、自宅内で撮影した子どもやペットの写真、手作りの夕飯の写真などを投稿している人は多い。「自宅の中で撮った写真なら大丈夫」と油断している人は要注意だ。実は、賃貸物件や売買物件を扱う不動産サイトを見ると、間取りや室内の写真が確認できる。SNSの投稿やコメントでの友人とのやりとりから、ある程度まで地区を特定できたら、その付近の住宅情報を探す。サイトに掲載されている写真とSNSに投稿された室内の写真を見比べ、窓や柱の位置、扉の色、間取りなどの複数の情報が合えば特定へと繋がる。

◆留守期間、自宅場所が特定されない投稿を

では、空き巣被害などに合わないためにはどうすればいいのか。

SNSでは、リアルタイムの投稿は非常にリスクが高くなる。たとえば「旅行中なう」ではなく、帰宅してから「旅行をしていました」という投稿をするなど、時差をつけた投稿がおすすめだ。同時に、「いつからいつまで旅行中」など、留守の期間が明らかになる投稿もNGだ。

自宅を特定されないためには、自宅周辺1~2キロ以内では写真は撮らない、最寄り駅や行きつけの店など居住区の特定につながる投稿はしないなどの配慮も必要だろう。SNSで友だちになる相手は信頼できる相手に限定した上で、公開範囲を友だち限定にすると、さらに安全性が高まるはずだ。

くれぐれも注意してSNSの利用を楽しんでほしい。

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